| 伊丹市交通局 |
市内に鉄道があまり発達していない伊丹市民の重要な足となっているのが伊丹市バス。運賃は全線均一で200円、通勤定期券は全線定期券となっており、また持参人式で、 どの系統でも自由に利用できる。 伊丹市バスの歴史は、戦後間もない昭和24年に、阪急伊丹〜荻野〜荒牧〜西野〜昆陽里〜阪急伊丹といった 市内をぐるりと循環するルートで路線を開設し、 その後路線網を拡大して、現在のような路線網を築きあげ、 路線は伊丹市内の他、隣接都市である尼崎市、豊中市へも路線の一部が市外に延びている。 市の郊外では、まだまだ路線がカバーしきれていない地域もあり、自宅からバス停までが遠く、 バス停までは自転車に乗り、そして市バスに乗って駅(阪急伊丹、JR伊丹、阪急塚口など)へ行くという 通勤・通学パターンの人も多いのが伊丹市の特徴。 
ちなみに伊丹市バスは１０数年前まで120円均一という、
均一運賃としては全国で一番安かった時代もあったが、
（当時の大阪市バス・神戸市バス運賃は160円）
現在では車や原付バイク、自転車の増加により利用者が減り、
以来、数度の運賃改定を重ねた現在では、
他都市と変わらない200円均一運賃になってしまった。また、平成２年からは、市内の主要な施設を結んで走るシティゴーランドという、 一風変わったレトロ調バスが、荒牧バラ公園〜サンシティ〜阪急伊丹〜神津、 または、生涯教育センターとを結んで運転を開始している。（右の写真） 伊丹市バスの乗降方式は、隣接の尼崎市と同様、市内全線均一運賃ということから 前乗り後降り方式を現在も続けている。また、９７年末からノンステップバスを導入したが、 伊丹市バスではノンステップバスとは呼ばず「ノーステップバス」と呼ぶ(笑) 
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