４月１日


高齢者など交通弱者の足として、西脇市が神姫バスと運行しているコミュニティバス 「しばざくら号」の路線網の拡大、ダイヤ改正が４月１日に実施されました。
この「しばざくら号」は、西脇市駅、市立西脇病院などの公共施設や ニュータウンを結ぶ循環バスとして、1996年10月１日より運行が始められ、 赤字額を西脇市が負担し、２つのコースで22便が運行されていました。
しかし、乗客が伸びず、運行に伴う赤字額が当初の予想を上回ったことから 検討委員会を設置し、存廃を含め今後の運行のあり方を検討し、 その結果、経営効率化のため昨年11月よりバス車両を中型バスから小型バスに転換していました。
そして今回、４月１日の改正では、早朝便や利用者の少ない便での運行本数は減るものの、 市役所周辺や従来の路線バスの便が廃止されたコースを走ることになり、 バス停留所の増設や、官公庁などを経由するルートを開設。 また、路線バスの運行が相次いで休廃止となった津万地区にもルートを新設。 ルートの変更とともに、従来の運行コースを２路線から３路線に拡大。 ただ、早朝便の廃止と走行距離が伸びたことにより、全ルートの便数は１日22便から18便に減少。 バス利用者を増やすため、夏頃にはバスの車体にデザイン塗装を行うなどし、市民にアピールしていく計画です。

★　従来の北ルート（緑風台経由）、南ルート（和布経由）に加えて、
　　　東ルート（津万地区）の路線開設。
★　市役所などの官公庁経由の運行路線を導入。
★　西脇区コミセン前、ＪＡ西脇前、緑風台中央にバス停留所を新設。


【北ルート】JR西脇市駅−緑風台−西脇バスターミナル−西脇区コミセン−市役所−西脇病院（8.1Km）
【南ルート】JR西脇市駅−西脇郵便局−ダイエー−西脇病院(3.7Km)
【東ルート】西脇病院→西林寺→天神池スポーツセンター→蒲江→津万→西脇病院(7.4Km)


運行時間帯は午前７時〜午後５時台。
土・日・祝日と、盆、正月は運休。