若王寺(尼崎市バス・・・・尼崎市)
難読度 ★★★

若王寺と書けば「わかおうじ」と読んでしまいそうですが、ここでは「なこうじ」です
しかし、この近くには「若王寺」というお寺はありません。 昔は若王寺という寺が付近に存在していたそうで、とうの昔になくなった若王寺は 現在では地名として残されています。


穴太(阪急バス・・・・尼崎市)
難読度 ★★★

尼崎市は園田にあるのが「穴太」です。 現在、この地名は町名変更によって消滅してしまいましたが、 バス停の名前として今も健在です。 ちなみに「あのう」と読みます。
弥生時代に渡来人の「穴太氏」が住み着いたということから こういう地名になっているとか。
そういえば、北へ2キロほどのところには田能遺跡があるし、 この付近は古代から人が住んでいたのでしょうね〜。


上食満(阪急バス・・・・尼崎市)
難読度 ★★★★

「食満」は「しょくまん」と読んでしまいますが、 食満と書いて「けま」と読みます。
「食」を「け」と読むのは古い言葉で「食べ物」を意味するんだそうで、 食べ物に満ちあふれている…すなわち、農作物が豊富に採れる地ということかな。


昆陽(伊丹市バス・・・・伊丹市)
難読度 ★★★

「昆陽」と書いて「こんよう」と読むようで実は「こや」。
阪神間に住んでいる人には、結構お馴染みなので読める人が多いのですが、 それ以外の地域の人は、まず読めないでしょう。
他にも、伊丹市バスには「昆陽西口」「昆陽里(こやのさと)」、 阪神バスに「昆陽里」、阪急バスには「昆陽ノ里」などの停留所が 付近に存在しています。


後川(JRバス・・・・篠山市)
難読度 ★★★★

阪神間から飛んで丹波へ〜。
「後川」は丹波と摂津の境界近くにある山深い地で、 付近は猪がたくさん生息しているようなところ。 「後川」は「しつかわ」と呼ぶことは阪神間や丹波の人々には 知られているようですが、やはりこれも他府県の人にはよく 知られてない地名です。
後川というのは、川の上流、川の奥、川尻って意味らしく、 「尻川(しりかわ)」が訛って「しつかわ」になったという説も。
写真はJRバスですが、阪急バスにも「後川」、神姫バスに 「後川上」「後川下」などの停留所があります。



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