阪神電鉄バス 北大阪線
野田阪神前〜天神橋筋六丁目
【路線概要と歴史】
阪神電鉄バスでは唯一、大阪市内のみのエリアとなっている路線。
野田阪神前を出ると海老江、鷺洲、中津を通り、梅田の茶屋町地区北側を通って
天神橋筋六丁目(略して「天六」)へ至るルート。
この路線はもともと昭和50年5月までは、阪神電鉄の併用軌道線の一つ、北大阪線が走っており、
北大阪線の廃止と同時に開設された代替バスで、昭和50年5月6日に開設。
これと同時に大阪市営バスでも野田阪神前〜中津〜大阪駅前間で新路線を開設しています。
停留所は旧阪神電鉄北大阪線の各電停に合わせて停留所が設けられ
(一部中津6丁目方面の迂回ルートを開設)
北野、南浜と言う、現在では町名として残っていない電停時代からの停留所名を現在も
使用しています。
天神橋筋六丁目終点には、かつて併用軌道線の天六電停跡地を利用した折り返し設備があり、
バスはここで折り返していましたが、道路改良により折り返し設備がなくなったことから
バスは天神橋6交差点で左折し、天神橋筋を北上し、天神橋8交差点で左折、城北公園通りを西へ進んで
本庄西交差点で左折・南進して、本庄北停留所に停車して、中崎2交差点で右折して元来た道に戻り、
中津からは中津6丁目まで出て左折し、野田阪神に至るルートになっています。
運転本数、運転間隔などは開設当初からほとんど変化はなく、野田阪神前発で朝6時の始発便から
最終が午後10時、この間、午前ラッシュ時は野田−天六間の直通便が10分毎と、野田−中津間の
区間運転便が月曜〜金曜に7往復運転、昼間はおおむね15分間隔、夕方ラッシュ時は10分間隔。
軌道線の廃止以後、バスの利用者は定着せず、開業以来ずっと赤字路線となっているものの、
減便などの整理は路線開設以来行われていません。
野田阪神前〜天神橋筋六丁目間の所要時間は約15分、走行距離は野田阪神→天神橋筋六丁目が4.4Km、
天神橋筋六丁目→野田阪神前が5.5Km。往復それぞれで1キロ以上も距離が違うのは、天六付近と中津6丁目付近で
一通の迂回路があるため。
運転本数データ
運転区間 | 平日 | 土曜日 | 休日 |
野田阪神前〜天神橋筋六丁目 | 往復69便 | 往復65便 | 往復56便
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野田阪神前〜中津 | 往復7便 | −−−−− | −−−−− |
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